山を越えました

自転車ネタではなく仕事のことです。会社のWebサイトのリニューアル作業をなんとか完了させました。明日の夕方、一般公開の予定ですから、ほんとギリギリ間に合わせたという雰囲気ですが、それは毎度のことです。

見た目で特に気になるところが無ければ、それが完璧でなくても公開させておいて、あとからコッソリ修正させるのも毎度のことです。表向きは予定通り公開させることが大切なんです。一戸建ての住宅に例えるのなら、引越しの日は決まっているので、それまでに生活に支障が無い範囲まで仕上げておいて、残りは生活しながらコツコツと細かい仕上げをしていくようなものです。もし、100%仕上がってからでなければ生活させないなどとしたら、どうなることでしょうか。(納期までに100%仕上げられるという計画なら良いのでしょうが)

長年いろんな事をやってきたので「なんとかする」というのも慣れたものですが、実は今回に関しては結構焦っていました。前回は同僚と二人である程度は分担作業でやっていたのですが、今回は一人での作業だったのです。しかし、進捗具合の予測に関しては前回の感覚でいたため、途中から「そういえば今回は私一人ジャン…」と焦ってしまったわけです。

話は少し変わり「頑張ったかどうかは自分が評価するものではなく他人が評価するものだ」と私も常々思っています。頑張り過ぎている人には「ほどほどにね」、明らかに頑張りが足りない人には「もう少し頑張れば?」と言っていますが、「オレ(私)は頑張っている!」という人ほど頑張っていないというのは本当かもしれません。本当に頑張っている人は「頑張っている!」なんて言いませんね。全てを完了させて、その達成感から「オレって頑張ったなぁ」と思うことはありますが、他人にアピールすることはないでしょう。

「頑張り過ぎて体壊して入院した」という類の話を噂で聞くことがありますが、それもどうかなと思います。その人だけで完結するような仕事なら「大変ですね」という話でしょうが、大抵はそのことで迷惑をこうむる人たちが大勢いるわけです。「仕事」でやっているのならどんなことでも「プロ」なんですから、仕事を全うして欲しいものです。「頑張り方が違う」という話をしても分かってくれない人たちがいるのも事実ですが。

「どうあるべきか」を考えているのは…

仕事ネタについては、虚しくなるので書かない方針にしていますが、あまりにも腹が立つので今回は書きます。

Webサイトの運営を突き詰めていくと「お店の経営」と同じなんだなと気がついたのが2年ほど前です。詳細は書きませんが、それから自分なりに取り組んだ成果は「アクセス数」という数値で示されています。一番最初の趣味サイトを始めたのが1999年ですから、それなりに運営に関するノウハウはありますので、それの応用版として何かやる度に「企業サイトというものはどうあるべきか」をベースに進めています。

企業のサイトですから、Webサイトに関わる部署は多岐に渡りますが、必ず私は「どうあるべきか」の話をしています。原稿が渡されてそれをそのまま掲載するということはありません。「どうあるべきか」を考え、私から必要な原稿を用意してもらったり、先に原稿が用意されてしまった場合は修正してもらっています。消費者に向けてどのように情報を発信するのかも、その都度「何がベストなのか」を検討しています。

つまり、どこかの部署が用意した原稿をWebサイトに掲載するという単なる作業をしているわけではないのです。

ここでGoogle Analyticsのグラフを掲示します。

会社の某サイトのある期間のアクセス数です。赤矢印のところが今回の虚しい一件が発生した日です。

先日、某所を自転車で走っている時、会社から緊急の連絡がありました。

「大至急、トピックスを更新する必要がある」

電話の主は某管理者でした。非常に焦っているのが分かります。

どうやらその指示を出しているのが超ボスで、その超パワハラ(?)のため“この場を逃げ出したい”という本心をグッとこらえて私に電話してきたようです。

いっしょにやってきた同僚が退職した後は、Webサイトの運用は私がひとりでやっているため、私が不在の時は誰もメンテナンスができません。突発&緊急の場合を除けば土曜日や日曜日にWebサイトのメンテナンスなどする必要はありません。そして冒頭に書いたように必ず掲載する内容については「どうあるべきか」を検討するため、私抜きで話を進めることはありません。今まで機会ある度に関係者には話してきたため、関係者は事前に私の都合を確認してくれるようになっています。

ところが、超ボスが関わるとなると、すべてが吹っ飛ばされて「とにかく大至急やれ」となります。たぶん「( )」付きで「なんでも良いから対応しましたと報告さえできればいい」という間に入った人からの指示でしょう。ところが、私が不在だからできないと返事した私の部署の管理者さんは、超ボスの逆鱗を触れて、大ピンチ状態。

その大至急掲載する必要がある情報というのが、某地方新聞に商品が紹介されたというもので、商品の責任部署は新聞に掲載されることは事前に分かっていたらしい。地方紙に小さく掲載される程度なら、わざわざトピックスに掲載するほどのものではないというのが責任部署の見解だった。

ところが当日の朝刊を見ると、ものすごく大げさな記事(客観的に見ればネタ系)の中に、「この商品を開発したのは○○○株式会社」と書かれていて、その記事を見た超ボスがトピックスに載せろと叫んだらしいのです。で、某管理者さんが「今日はできません」と返事したものだから、会社中が大騒ぎになり、ヘタすりゃ私の部署は解体解散に追い込まれるという話にまで発展したとのこと(後から聞きましたが)。

私が電話に出たときは、もちろんそのような裏事情を知らないため、「そんなローカルな新聞に載ったからと言ってトピックスに掲載する必要があるの?」と冷たく対応しましたが、どうしても掲載する必要があると食い下がり、「若い某氏に操作方法を教えてやってくれ」と某氏に変わった。何も知らない人がそんな簡単にできるものじゃないってば…

このような窮地に慣れている某氏は場数を踏んでいるだけあって“勘”が良いようで、私がある程度教えると「なんとなく分かります」と次々と壁を突破していき、「できそうです」という返事をもらって電話対応終了。

どんなにすごいトピックスを掲載したんだろうと、私は帰宅してから会社のページを見てみると…

なんじゃこりゃ…

これを見た人は「会社の自己満足のために掲載したんだな」と思うはず。

誰に対しての情報発信なのか全く考慮されていない。

新聞を見て、ページを見た人向けなのか。たまたまページを見た人に対するアピールなのか。

甘く点数を付けても100点満点で30点程度か。

新聞を見て、その商品名で検索して訪問された場合は、商品ページが最初に閲覧されるわけで(検索順位1位だから)、そこには問い合わせ先が書いてあります。会社名で検索して訪問された場合は、トップページが最初ですので、そこにはその商品へのリンクがあります。つまり「新聞を見た人」に対しては特に改めて何かするということはありません。

たまたまトップページを見た人に対するアピールならば、どのような記事が書かれていたのかを概要でも良いから載せるべきで、「紹介されました」だけでは何のことなのかさっぱり分からない。

つまり全く意味がないことに対して、会社中が大騒ぎして、部署の存続問題まで発展するとは、客観的に見て非常に怖い社風です。

「操作マニュアルが無いことが大問題である」で片付けられてしまったようですが、話をすり替えられては困ります。いったい誰が「どうあるべきか」を考えているのかを分かっているのでしょうか。

私が考える今回の件の対応方法は2つあります。そのどちらでいくのがベスト(閲覧者に役に立つ情報)なのかを関係部署と検討して、情報を掲載していたハズです。後日(嵐が過ぎ去った後ですが)、該当する記事を某新聞社のサイトから探し出して、そこへのリンクをトピックスの文面に追記しておきました。

ところで、大騒ぎしてトピックスを掲載した効果がどれだけあったのかですが、上記のグラフが示しているように殆ど効果はありませんでした。某地方紙の読書層は自分でネット検索してまで情報を得ようとはしないのでしょう。記事を読むときも「ふーんそうなんだ」程度の斜め読みでしょうね。まあそうだろうと思ったので「掲載する必要があるのか?」と返事したのですが…

どういう計算をしているのやら

先日開催された新ボスの「就任祝い」の各自の負担金の案内が来た。この就任祝いは明らかに管理者たちが“ヨイショ”をしたいために一般社員まで巻き込んで開催したものである。経費でやるとか、せめて管理者のポケットマネーでやってくれるのなら参加する気にもなるのだが、必ず請求される。

この手の「歓迎会」とか「打上げ」とか「新年会」の類については、毎度の事ながら腑に落ちない点がある。

一人当たりの食事代は「3500円」程度らしいのだが、なぜか7000円~8000円も請求される。

その余分に請求される最大の理由が「酒代」であるが、私は一滴も飲まず、いつもウーロン茶である。場が持たないのでウーロン茶ばかり4本(一本辺り250cc?)も飲んでいるが、酒類を除けばウーロン茶以外に選択肢が無いのも納得がいかない。

酒を飲む人たちは“飲み放題”状態で、あれもこれもと遠慮なしであり、もちろん「飲み放題コース」ではないため、全て請求される。

つまり、大酒飲みたちの酒代を折半させられているのである。しかも、負担金は“役職手当”に合わせて上乗せされているため、“役職手当”が少ない社員たちは、むちゃくちゃ飲んでもそれほど請求されないことになっている。

いつも同じ店で宴会が催される理由は、その店なら「自宅が近い」とか「公共交通機関が使える」という人たちの割合が高いことであろう。私からすればどこでやろうが、自分の車で帰るしかないため、酒とは無縁である。よって「自分の車で帰るしかない」人たちは、いつも酒を飲んでいないのに、酒代を請求されるのである。

酒代くらい管理者たちのポケットマネーで支払って欲しいものである。管理者たちが一番酒を飲んでいるわけだから…