専門家といっても

2年間ほど「SEO」関連のサイトやブログを毎日のようにチェックしている。最初の半年間ほどはとても参考になり、自分のサイトで実験するための“はじめの1歩”にはなっていた。しかし、月日が経つと単なる情報収集のために巡回しているようになり、最近は得るものが極端に減っている。それで飯を食っているのならばどんな形でも“プロ”であるわけで、そのベテランのプロの人たちを客観的に見ているとなんだか“ネタ切れ”しているように雰囲気がする。私は自分のサイトで試行錯誤して得たノウハウもあるが、それと似たようなことをプロの人が“いかにも”という感じで力説されると「そうだよ」と冷たく返事したくなる。

どんな職業でも本来の「先生」ではない職種の人たちが周りから“先生”と呼ばれるようになると、それとともに魅力が薄れていくような気がする。特にテクニカル面で人をひきつける職種の場合は“先生”と呼ばれるようになった時点で、もう終わっていると考えた方がいい。常に向上心をもって突き進んでいる間は“先生”などと呼ばれて有頂天になっている余裕などないはずである。

その点、新しい人たちは面白い。既成概念に囚われずにチャレンジしていく意欲が強く共感する点が多い。

今年の鈴鹿遠征は…

鈴鹿遠征を始めた当初は同僚たちと出かけていましたが、何度も行けば飽きてくるのも当然で、同行するメンバーも少しずつ変わって2年ほど前から単独での遠征が多くなりました。湾岸道が開通してからは鈴鹿へ行くのも便利になったため、それまでに比べたら“気軽に”行けるわけですが、それゆえに出費額も増えていました。

単独での遠征は当然の如く全額負担となるわけですので、平均すると以下のような出費額となっています。

予選日なら
高速代、ガソリン代、駐車料、昼食代、入園券、ピットウォーク券
で約11000円

決勝日なら
高速代、ガソリン代、駐車料、昼食代、観戦券、ピットウォーク券
で約14500円

両日とも行くと11000+14500-1600で23900円…

その他のオプション無しでも結構な額になりますね。そして年間でいくら使っていたのでしょうか。

遠征を始めた3年間はともかく、それ以降は写真撮影云々よりも“デジカメ遊び”のための遠征であり、昨年は“Webサイト”のための遠征でもあったわけですので、もうそろそろモチベーションを維持するのが困難になってきました。このまま今年も例年通りにやっていこうとすると、気持ち的に“趣味”ではなく“仕事”モードになってしまいます。

あくまでも私の場合「世の中不景気だから何かをやめる」ということはしません。それは外的要因を理由にしたくないからです。もともと、「収入の増加に合わせて生活水準を上げる」というようなことをしていないため、収入が多少目減りしても生活そのものに影響を与えることはありません。性格的に貧乏性であり、子供のころは決して裕福な家庭だったわけではないため、世間一般の基準でいうところの“贅沢”というものに縁がありません。贅沢しようにも何をしたらいいのか分からないというところです。

結局のところ収入が増えればその分“趣味”に回すことができ、趣味の範疇を超えれば“道楽”となってしまい、かといって限度を超えることはないわけで、限られた範囲で「次に何をしようかな」と考えるのが楽しいわけです。

最近、自転車関連用品を購入していますが、冷静に考えてみれば撮影機材に比べたら遥かに安い買い物です。世間的に見れば自転車遊びも理解されにくいかもしれませんが、金銭感覚という点では“カメラ”の世界は異常です。その世界にドップリハマッてから自転車に目を向けると全てが“格安”に見えてしまいます。つまりは、物欲という点において同じ満足度を得るのなら、自転車遊びの方が遥かに安く済むわけです。そもそも“自転車”を5台、6台と買っていくことは物理的に不可能です。(置く場所がありません)

この先の購入予定の撮影機材は1セットだけになります。たぶんそれプラス手持ちの機材で必要十分となるため、撮影機材に費やす額は極端に減ることになり、その分を遠征費用に回せますが、それはあくまでも「自転車でどこかへ行く」ための費用ですので、それほど必要としません。

つまりは、偶然にも昨年秋に「趣味をチェンジ」したことが、結果的に今のご時勢にあっていたということになります。

今日の日記「今年の鈴鹿遠征は…」ですが、同僚の一言から改めて自分はどうなんだろうと考えてみたことを書きました。結論としては「鈴鹿遠征は2回だけ」です。(来年はゼロかもしれません)

娯楽は飽きる

基本的に飽き性なため、常に新しいことをやってみたくなります。写真撮影も常にチャレンジでやってきて、最近の自転車も「どこを走ろう」とか「どんなことをしてみようか」と考えて実行するのが好きです。

写真撮影については「腕を磨く」が根底にあったわけで、自分が満足できるレベルに達すると「もういいか」となるかゲーム感覚の娯楽として撮るのかとなります。後者については以前から日記に書いていますが「目線ゲットゲーム」に該当するわけですが、娯楽というものは飽きてくるもので、最近はゲームとして楽しむこともできず、ただWebサイトに掲載するためのイベントレポート作成用に撮っています。「これでページを作れそうだな」という手応えを感じた時点で途端にテンションが下がり撤退するパターンです。

仕事がら「Webサイトの運用」について真剣に考える必要があり、しょせん趣味サイトとはいえ中途半端なことができず、半分義務感みたいな状態でやっています。そのノウハウを会社のサイトにフィードバックさせて、以前に比べたら会社のサイトも随分まともになってきました。(「Webサイトとはどうあるべきか」という点において)

写真撮影というものは結局のところ「どれだけ経験するのか」であり、目的意識を持ってやっていけば確実に上手くなります。天性の感性が人並み以上に優れているというわけでもなくても、「写真は“計算”と“理屈”である」を本質的に分かっていれば、人に見せられるレベルの写真は撮れるようになります。(「写真一枚で全てを語る」を求めている場合は必ずしも該当しません)

で、やり掛けのジャンルもあり、やってみたいジャンルもあり、あえてやってこなかったジャンルもあるわけですが、自転車遊びにシフトさせたことを宣言した時に理由を書いていますが、全てを語ったわけでもありませんし、あえて伏せていることもあります。(全てを語る必要もないし)

「あえてやってこなかったジャンル」に関しては、その理由のひとつに「そこに時間と金を費やしても、この先のどこかで役に立つことがあるのか」があります。過去の経験上の見込みとして、撮影機材に新たに50万円投資して、撮影費用に20万円程度つぎ込めば、確実に上手くなります(そう思わなければ最初からやらない方がいい)。しかし、満足いくレベルに達したからといって、そのスキルを使う場は通常ありません。ならば他のジャンルに挑戦した方が良いし、道楽をやめたのだから撮影機材にそれほど追加投資をしなくても良いジャンルにもう少し挑戦してみたいと思うわけです。

この先、いろいろとチャレンジすることにも飽きてくる時期が必ず来ます。その時こそ腰を落ち着かせて“趣味”としてネイチャー系にじっくり取り組むようになる気がします。