日記と日誌

新しいコンテンツを作ろうと思ったときに、ふと気になったことが一つ。

「日記」と「日誌」

何が違うのか。

今までなんとなく両者を使い分けてきたが、そろそろ“なんとなく”ではなく正しい使い分けを知っておく必要がありそうだ。というのも「新しいコンテンツ」につける名称を「○○○○日記」なのか「○○○○日誌」なのか悩んだからである。

まずは辞書で調べてみると

「日誌」
毎日の出来事、行動、感想などの記録。また、そのための帳面。多くは、後日の資料にするために記す。個人的なものは「日記」。

「日記」
事実を記録すること。また、その記録。
できごとや感想を一日ごとにまとめ、日づけをつけて、その当日または接近した時点で記録すること。また、その記録。

これじゃ、よう分からん。公的なものが「日誌」で個人的なものが「日記」であるような説明である。たしかに「業務日誌」とか「航海日誌」のように“公”になるものは「日誌」とよんでいる。

特定の辞書に記述されている事柄だけで「日記」と「日誌」を分けていいものだろうか。もしそうならば個人的な日々の記録は全て「日記」になってしまう。

ネットで検索してみると英語には「日記」と「日誌」の区分けはなく、「日記」として diary と journal があるようだ。両者の違いは「個人的」と「公的」であり、あえて journal を日本語に訳すと「日誌」になるそうだ。ややこしい。

その他いろいろと見て周ると、どうやら「日誌」というものは非常に味気ないものであるように思えた。

「日誌」とは
日々の出来事を事実のみ正確に記述する。
そこには客観性が必要であり、個人的な意見は必要ない。
公的な資料として保管するためである。

日々考えている事や何かの感想、そして喜怒哀楽を思いつくまま書くものはいったいなんだろうか。日々の出来事を書くとしても「出来事を書く」ことが目的ではなく、「出来事に対する自分の考えや気持ちを書き表すこと」が目的だとしたら、それはなんなのか。

結局のところ“なんとなく”のままであるがまとめると次のようになる。
日記とは「日々の生活の中での自分の思いを主観的に書くもの」である。
日誌とは「日々の出来事を記録を目的として客観的に書くもの」である。

もしこれが正解だとしたら、「新しいコンテンツ」の名称は「○○○○日誌」になりそうだ。