40年も!



 先日、会社の行事があった。私の勤めている会社は9月決算で、その業績報告と来期の目標を経営陣の方々が社員に説明してくれるのだが、そのことはここでは省略する。(悲しくなるだけ)

 その中で永年勤続○○年というやつを表彰する制度があるのだが、お一人だけ「永年勤続40年」という気の遠くなるような期間を勤務された方がいらした。40年!私が産まれる前から働いているわけでなんとも複雑な心境です。

 私は日頃思うことがいろいろありますが、その中の1つが「働く年数」というものがあります。大卒で就職した場合、定年60歳として38年間も勤務することになります。「38年間も!」と思うとギョッとしてしまう。働かなければ食っていけないわけで、働くこと事態を問題にしているわけではない。38年間も同じ所へ通い、同じ人々(多少の変かはあるだろうが)と過ごし、あまり変化が無い環境(役職の変化や転勤もあるかもしれないが)の中で38年間、つまり人生の2/3近くも過ごすのである。「本当にこれで良いのか!」と自問することがしばしばある。

 「やっぱり良くない!」「38年という期間を3分割して考えろ」ともう一人の自分が言うのが聞こえる。つまりは最初の12年間は全ては「勉強」である。とにかくがむしゃらに働く。次の12年間は最後の12年のための準備をする。そして余った2年間は定年後のための準備期間。このように考えれば人生設計もしやすいのではと思う。私は今の会社に就職して14.5年になる。つまり最初のステップはとっくに過ぎてしまっているのである。ノホホンと今のぬるま湯のような環境に甘んじているのではなく、もっと真剣に最後の12年間のことを考えるべきであろう。