OUTLOOK絶対主義?

OUTLOOKの全社掲示板に投稿された記事や全社員宛メールで届いたものをHTMLページ化してイントラにアップしているのだが、「最初からHTMLページを作ってくれよ」と思いつつ数年経つ。しかし、最近少し考え方を変える必要があるかもと思い始めた。

HTML ページを作ってサーバへアップするということなど小学生(やる気のある)でもできる。中学生にもなれば容易いことだろう。何も難しいことではないのだから。ところが会社にくると何か違うと思えてくる。「誰でもできる」というのはどんなレベルなのだろうか。誰しも何かしようと考え行動するであろうが、会社勤めをしている人たちというのは、その「何かしよう」がイコール“働いて金をもらう”であるからして、興味本位で何かを始めるというわけではないのかもしれない。だから小学生や中学生にできることが会社員にはできないのでは思えてきた。

「メールをやれ」→「OUTLOOKを使え」→「OUTLOOKの使い方はこうだ」
と流れからきて必然的に“OUTLOOK絶対主義”になっていく。すなわちそれが全てだと思い込み、他の方法など思いつかない、そして新しいことに抵抗と否定。

以前は「メールはテキスト形式で送る」というのが常識であったが、最近はOUTLOOK中毒者が増えてきたせいか「リッチテキスト」や「HTML形式」のメールがやたらと送られてくる。デカイ文字、強調文字、カラフルな文字、自分の文章力の無さを飾りで誤魔化しているのが真実であろう。そのようなメールを容易く作ることができてしまうのがOUTLOOKであり、OUTLOOKしか知らない人でも簡単に“見た目綺麗”なメールを大勢に送りつけることができる。巨大な添付ファイルも“普通のこと”のように送り付けることもできている。

つまりは「ワープロ」の延長線上にある「ワープロみたいなメーラー」を手に入れた“普通の人”が「インターネットがどうたらこうたら」なんていう知識など持たずにメールの作成と送受信をしているわけですから、「こんなことしちゃダメでしょ」と言われたとしても「そんなこと知らん。できるようになっている方が悪い。」と開き直り、「イントラ?なんじゃそりゃ、そんなものいらん。」とOUTLOOKさえあればそれでOKみたいな状態になります。

そのような人たちを相手に「HTMLファイルを作ってイントラへアップ」なんていうことを進めることができるわけがありません。「HTMLファイルを作る」ということ自体が理解できるわけがないのですから。

ということで、OUTLOOKで文章を書いてもらい(この際、カラフルなやつでも構わない)、宛先に「イントラ」を指定して送信すると自動的にイントラにそれが現れるというような仕組みにしない限り「イントラ」が普通なものになるということは有り得ないようです。よくある掲示板のような入力フォームをイントラに用意したとしても「なんでOUTLOOKでできないんだ」となるだけです。過去にいろいろと作りましたが短時間で自然消滅しましたから…。