WIRELESS JAPAN 2002



 今回の展示会は「モバイル」と「ワイヤレス」に限定されたものであるため、会場スペースは狭いものであった。しかし、入場者数は非常に多く、モバイルへの関心の高さが窺えた。

 モバイル及びワイヤレスはそろそろ熟成期間に入り、使う側にとって身近なもの、そして使い易いものになった。特に携帯電話に関してはコンシュマ、ビジネスの両面でユーザが一番興味を持っている分野である。 i-modeの登場以降、携帯電話が“電話”だけでなく“情報端末”として機能するようになり、そのポケットに入れ何時でも持ち歩いている“情報端末”でこれから何ができるのか興味を持つユーザが多いのにも納得できる。日本人にとって一番身近なITとは携帯電話かも知れないと実感した。

 今までビジネスで携帯電話を活用する仕組みとしては「パソコンの代わりに携帯電話を使って」という考えで進めてきたが、これからは「携帯電話だからできること」という考え方に変える必要がある。パソコンでやっていたことを無理に携帯電話でやる必要もない。あの小さい画面では使い辛い仕組みになるだけです。パソコンが必要ならば小型ノートPCやCE機を使えば良い。

 パソコンを使う仕組み、携帯電話を使う仕組み、それぞれの特色を十分理解して○○○○(社名)のモバイルシステムを検討・構築する必要があることを再認識させられた展示会であった。